2022/12/03 16:11

昨年よりも色々なモノの値段が高くなる中、少しでも光熱費を節約したいですよね?


今回は北国の光熱費節約の秘訣をお知らせ致します。



1.今年の冬は光熱費が去年の1.5倍に!!

まず、去年よりどのくらい光熱費が上昇しているのか調べてみましょう。
北海道の一般的な戸建住宅(都市ガスを使用)における光熱費について比較をしてみました。



2021年度と2022年度を比較すると、エネルギーの単価の大幅に上昇によって、1月の光熱費は1.5倍、16,000円もアップすることとなります。年間にすると約10万円の光熱費アップになります。
電気代よりも暖房や給湯に使われる都市ガス代の上昇幅が大きいことがわかります。



2.北国の光熱費削減のポイントはとにかく暖房!!

皆さんはご自宅で使っているエネルギーが、何にどのくらい使われているかご存知ですか?
なんと、北海道では家庭で使われるエネルギーのうち、48%が暖房で使われているのです。

そして、その暖房エネルギーのうち、約70%が12月〜3月の4ヶ月間で消費されています。

北海道の光熱費節約の秘訣は「とにかく冬場の暖房費削減!」になります。



3.暖房費節約の極意は2つだけ!!

暖房費節約のために、暖房で使われるエネルギーがどのように計算されるか、考えてみましょう。
少し専門的になりますが、暖房に必要なエネルギーは、以下の式で求められます。

■計算式


車が走るのに必要なガソリンの量は「車の燃費✕走った距離」で求められますが、家の場合は少し複雑ですね。
この計算式で計算されるエネルギー量が大きければ大きいほど、光熱費が高くなっていきます。
このうち、家の燃費(Q値)と家の大きさは住んでいる家で決まってしまうので、変えることは難しいです。
窓の断熱を良くすることで家の燃費をアップさせることもできますが、リフォームには大きなお金がかかります。

では、どうすれば暖房費を節約できるのでしょうか?

答えはズバリ、『暖房する時間』を短くすることと、『部屋の温度』を低くすることです!

この2つが、暖房費節約の極意になります。

まず、1つ目の『暖房する時間』は短くすればした分だけ、暖房費の節約になります。暖房をつけたり消したりするとかえってお金がかかるという話がありますが、これは北国の灯油やガスの暖房においてば、間違った考え方です。
とにかくできるだけ暖房は消したほうがよいのですが、暖房を切ってしまうと部屋が寒くなってしまいますので、快適性とのバランスが大切になります。快適性を損なわないで暖房時間を減らす一つの方法として、寝る1時間前に暖房を切る、というテクニックがあります。
暖房を切っても部屋が寒くなるまでにはタイムラグがありますので、1時間程度であれば急激に部屋が寒くなることはありません。部屋が寒くなる前に暖かい布団に入ることで、寒く感じずに寝ることができます。



4.おすすめの暖房費節約方法はコレ!!

2つ目の極意は『部屋の温度』を低くすることですが、部屋が寒くなって快適に過ごせなくなってしまっては困りますよね。さらに、寒さで体調を崩してしまっては大変です。

ここでは部屋の温度を下げても、部屋が寒くならない方法をご紹介します!

「ちょっと何言ってるのかわかんない」、という方もいるしれませんが、一つずつ説明させてください。まず、人が寒い、暑いと感じるかどうかはPMVという指標で求めることができます。

■計算式
PMV(寒さ・暑さを表す指標)
PMV=f(M)*S
f(M)=0.303exp(-0.036M)+0.028
S=M-Q-Q' = M-(C+R+E)-(C'+E')

式はすごく難しいので、計算式はわからなくて大丈夫です。大切なのは、寒さ・暑さというのは部屋の温度だけで決まるのではなく、以下の6つの要素によって決まってくるということです。

■寒さ・暑さを決める6つの要素
①温度
②湿度
③放射温度(壁や床の温度)
④気流(風の強さ)
⑤着衣量(クロ値:⁠服をどのくらい着ているか)
⑥代謝量(メット値:⁠運動をしているか 等)

例えば同じ温度でも風が強い日は寒く感じますよね?また、同じ暑さの日でも運動をしたあとは特に熱く感じますよね?そういったこともこの計算式から求めることができるのです。

では、本題に戻りまして、この考え方を元に、『部屋の温度』を下げても寒くならない、オススメの方法を紹介します。
6つの要素の中でも、部屋の中での風の強さや、床や壁の温度はなかなかコントロールできません。コントロールできる要素のうち、以下の3つをオススメの節約テクニックとしてご紹介します。



4-1.着衣量をアップ!
1つ目のテクニックは、着衣量をアップするという方法です!

皆さんは部屋の中でどのような服を着て過ごしていますか?今着ている服にもう一枚プラスすることで着衣量をアップすれば、部屋の温度を下げても寒く感じずに過ごすことができます。

例えば、長袖シャツを着ると2度室温を下げても、同じ快適性を保つことができます。
服だけでなく、靴下を履くことも大変有効です。

ノースブルーではお部屋の部屋着にピッタリな省エネTシャツを販売しております。
長袖シャツを部屋着に来て、暖房費を節約してみませんか?




4-2.お部屋の湿度をアップ!
2つ目のテクニックはお部屋の湿度をアップするという方法です!

部屋の湿度を湿度を10%高めると体感温度は1℃増加します。
湿度が高ければお部屋の暖房の設定温度を下げても、同じ暖かさを保つことができるということです。

ですが、節約のために加湿器を使って、電気代がかかってしまっては本末転倒ですよね。ノースブルーでは、電気代が0円の加湿器を販売しております。
北海道でパネルヒーターの暖房をお使いの方専用の商品にはなりますが、パネルヒーターをご利用の方は是非ご購入ください!




4-3.代謝量をアップ!
3つ目のテクニックは、暖かいモノを食べて代謝量をアップするという方法です!
運動したあとや、暖かいモノを食べたあとは代謝量があがり、室温が低くても寒く感じません。特にオススメの料理は鍋です。鍋をする際の湯気によりお部屋の湿度が上がるため、さらなる相乗効果が期待できます。
鍋をする際には是非、ノースブルーにて鍋敷きをご購入ください!



以上、今回は北国の光熱費削減のコツをご紹介させて頂きました。

次回以降の特集も予定しておりますので、感想・ご意見などありましたら是非お寄せください。